頑固親父の小言集(2)

 

利休の教え

心の至るところ小座敷にしく事なし

家は漏らぬほど

食事は餓えぬほどにして足る事なり

これ仏の教え茶の湯の本意なり  (千 利休)
  

↑は 私の座右名です。

食事はもともと粗食で何とも思わぬが、家とか車は人よりはマシなのが欲しいと今だ利休の域には達する事の出来ない凡人です。

だから薪拾って火焚いて暮らしてます。


パソコンの教え

60過ぎてパソコンに再挑戦して一年半ようやく此処まで来ました。

1995年にWindous95が発売された時に一式そろえた。

”言う事を聞かない””動かない”でお蔵入り、パソコンなど死ぬまで拘らないと一度は決めたが・・・

ホームページを作って頂いたのを機会に再挑戦して良かった。

我家に来る同年代の多くは今更パソコンなどと言っているが、今からでもパソコンは遅くない!

避けて通る人生よりも当って砕けろ必ず道は開ける!

パソコンのお陰で日本全国に実に多くの知人友人を得ました。


教育とは

国会議員が国会で平気で「ウソ」をつく時代である。何時からこんな時代になってしまったのか?

社会人としての基本はそんな難しい事ではない。我が子を育てる時に何処の親でも

ウソをつくな

人のものを盗るな

約束は守れ

弱いものをいじめるな

挨拶をしろ

夢と希望はでっかく持て

正しいと思ったら勇気をもって立ち向かえ・・・ ets

と、教えている筈だ。

三つ四つの子に教えている、たったこれだけの事だけでもキチンと身につけたら立派な社会人である。


最も教えている親が自分が出来ない事を我が子に教えても子供もバカじゃないから見抜いてしまうわな


薪ストーブについて

ウソかホントか知らぬが昨年一年で外国製の薪ストーブが8000台も売れたそうだ。

この数字とは別に私の想像では全国で50万世帯は薪ストーブを焚いていると思う。


私の家では一台当り一冬に8トンは薪が必要である。

平均5トンとしても年間250万トンの需要がある。

産業廃棄物法を改正してこれだけの薪を薪ストーブ愛好家に自由に使えるように出来ないものだろうか?

各地の産廃処理場で燃やされているパルプにならない樹木がちょっとした法律の改正で生かされるのだ。

JW・・何とか言う会のお偉い方さんよ、ストーブとチエンソーの自慢ばかりしてないで少しは考えて見たら如何!

頭に「日本・・」と名を付けて会費をとっているのだから!

それにしても年間8000台とはスゴイものだ!


薪ストーブ自慢

薪ストーブのMLを読んでいると

、皆さん薪ストーブとチエンソーの自慢したくてしょうがないらしい!

中には新しく導入するのにどんな機種が良いか?と聞く奴もいる。

薪ストーブ何て「女房」と同じよ!

自分が選んだ女房を自慢する奴の気が知れない。

自分が決めたんだから操縦も「知恵と努力」次第でダイヤモンドにも石炭にもなる。

どうしても言う事を聞かなければ「離婚」と言う手もあるが・・・

薪ストーブは国産品が無いから仕方ないがチエンソーは純国産品の方がはるかに優れていると思うが・・・・・

国産品を使っても見ずにいきなりスチルやハスクを買って自慢している奴に本当の価値が解かる筈が無い!


ローンについて

私の年代は借金とかローンで物を買うのは「貧乏人」のする事と叩き込まれた。


ところが現代は何を手に入れるのも全てローンの時代です。

しかもマイカーとかマイホームなどは当たり前です。

ちょっと前のMLでローンで家建てている奴が基礎のコンクリートの被り厚さにケチを付けて全て解体させて遣り直させた事を得意になって書いて居たが言語道断である。

彼がローンを完済する保証は何処にも無いのだ!完済されるまでは誰の物か?少なくとも彼の物では無い。


この辺の事を履き違えているのでは?

  私の信条は

  家とか車は貯まった金で分相応な物を手に入れろ!

  車や自宅は値切るな!(嫁さんを値切るようなものだ)

  もっといい物が欲しかったらもっと働け!

薪ストーブの愛好家にお願い!

「薪ストーブまでローンで買わないでくれ!」



ローンその2

生意気な事を書いてしまったが

実は初めて家を持ったのは「25年ローン」でした。

独立して3年目に銀行の支店長が社長が何時までも借家に居てはいけないと勧められ中古の家を買わされた。

金利が10%の時代で一千万借りて毎月10万返して3年経ってみたら元金が40万しか減っていなかった。

頭に来て別な銀行から960万借りて一括返済して毎月30万づつで4年で終わったが地獄だった。

だから「貯めてから買え」と言えるのだ。

でも商売とは言え無理やり進めてくれた支店長には感謝している。

札幌に来たのが33歳で独立したのが36歳で家を持ったのが38歳だった。

多くの良き人に恵まれて感謝している。



若いうちは働けヨ!

北海道で生まれ育った 私の年代の知人は

一応にこの便利な時代に何故今さら薪ストーブに拘るのか?と言う。


私にとっては暖かくて赤々と燃える炎を見ているだけで幸せを感じるが、

彼らにとっては子供の頃「薪運びが仕事」だった辛くて貧しい思い出しか無いらしい!

そう言えば戦後の焼け野原の東京で育った私はいまでも「さつまいも」と「かぼちゃ」が苦手である。

30代でログハウスを建てて薪ストーブを焚いて子育てをしている現代人よ!

私の年代になったら何しているのか教えて欲しい!


月か火星にログハウスを建てて薪ストーブを焚いていたりして?

でも「マキ」をどうやって手に入れるのかな?


病院の都合

ホームページの表題に

「薪ストーブのお陰で風邪をひいて10年間医者にかかっていない」とは書きましたが、10年間風邪を引いた事が無いとは書いて無い。

お間違えの無いように!


確かに軽い風邪は時々ひくが、医者に行って注射や点滴を受けた事は無い。

ほとんどの風邪はポカリスエットをガブガブ飲んで布団を被って一晩寝れば翌日は直っている。

これだけでも「薪ストーブ」のご利益では無かろうか!

元来私は医者とか病院が大嫌いである。

たかが風邪ひとつで「尿検査」「血液検査」「レントゲン検査」はては注射が拒否反応するかどうかの検査・・・・

とまあ、患者の都合より病院の売上の為にカモにされているような気がして為らない。

そのうちサラ金だけでなく病院用の「カモリスト」がインターネットで売買されるかも


年賀状

毎年年賀状の季節になると喪中の葉書が来る。

その葉書が終わったの頃を見計らって差し出すリストを作るのだが、この習慣が正しいのかいつも疑問に思う。

親とか子供とか連合いを亡くされた方の気持は充分に理解出来るが、では本当に一年間喪に服しているかと言えばそうでも無い。

喪中の葉書を出して居ながら正月は一家でスキーとか海外旅行に行っている方が沢山いる。


年賀状は普段余り行き来の無い旧知の方の音信を確かめる上で貴重な慣習として寧ろ定着している。

殆どが印刷された物になるがほんの一言直筆で書くだけで充分気持の伝わるものだ。


喪中のお知らせとは別に年賀状は必要善と思うが!

それと喪中の葉書を頂いた方には年賀状を出さないと言うのもどうかと思う。

私は寧ろほんの一言添えて出すべきだと思うが如何なものだろうか!


福祉の・・・

夕日ヶ丘山荘を開設した翌年に介護保険が導入された。


と同時に介護ビジネスが一斉に始まった、最近は若者までが福祉の大学とか専門学校に集まってくるが要は就職の為だ。

福祉本来の意味を取り違えてやしませんか?

世の中全てが福祉になって若いものが皆福祉の仕事についたら日本の国はどうなるの?

福祉の財源は何なの?

まさか赤字国債を発行してまで?

これじゃあバカな国会議員の発想と同じじゃネエか?

日本の若者よ!若いうちは汗して物を作る事に頑張ってくれ!

農業でも、工業でもいい、戦後の日本はそうやって復興したのだよ!

ITと福祉と金融だけでは御腹が一杯にならんのよ!




あるマキ馬鹿の歌

雨だからと言ってマキ割りを休み

    風だからと言ってマキ割りをせず

    吹雪の冬はニャンコと戯れ何もせず

    夏は暑いからと一日何もせず

    結局冬が来るのにマキが無く
     
けど、何とか成ると楽観し
    
決してあせらず、いつもニヤニヤ笑っていて

札幌郊外のカラートタンの家に住み
     
あらゆる所に出入りし
     
自分を目出たそうと努めるが
     
けど目立ちそこない
    
家族には見放され、ニャンコだけがケライで
    
東にマキがあると聞けば飛んで行き直ぐ権利をつけ
   
 西に未亡人がマキを余していると聞けば
     
下心かくして貰っても良いがと言い寄るが
     
さりげなく断られ、けど傷つかず
    
南にマキ作りをしている人が居れば近づき
     
少々手伝い、沢山手に入れ
    
北にマキ争いの喧嘩や訴訟があれば行って
     
上手い事横取りしようとカムが相手にされず
    
日照りの夏はステテコ一枚
    
寒い冬はマキが不足でガタガタ震えても
     
風邪ひとつひかず
    
皆には純粋な「マキバカ」と言われても全く気にせず
    
花見に行っても桜は見ず幹ばかり見て
     
これ一本で何日分と計算ばかりして
    
365日マキの事ばかり考えているが
   
 身体は一向に動かさない

そういう薪バカが北海道にはいるらしい


 

 

小言集(2) 目次

・利休の教え
・パソコンの教え
・教育とは
・薪ストーブについて
・ストーブ自慢
・ ローンについて
・ ろーんその2
・若いうちは働けよ!
・病院の都合
・年賀状
・ 福祉・・・
・津軽マキ馬鹿の歌




 

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