頑固親父の薪ストーブ雑学    HP関連文献  2004.12.12

はじめに


北海道札幌市で薪ストーブに嵌って25回目の冬に挑戦中です。

この便利な時代に何故薪ストーブなのか?多くの方は疑問を持たれると思いますが、発想の原点は 「ケチ」の精神からです。

北海道では役所でも民間企業でも冬場は「燃料手当」が支給されます。

おおよそ10~15万円です。と言う事は北海道で冬を越す為には暖房費として手当を貰おうが貰うまいが其の程度の費用が必要なのです。

私が札幌市に移り住んだ頃は市内でも結構薪ストーブを焚いている家庭がありました。

それが現在では皆無です。それは住宅の工法(高気密・高断熱)の進歩もさることながらボイラー・灯油ストーブの進歩にも拠るところが大です。

特にマイコンを組み込んだハイテク機器はスイッチポンで其の全てを管理してくれます。

勿論薪そのものが入手しにくくなった事もあります。

では何故今更薪ストーブなのかというと、その"暖かさ""優しさ"です。

最初は"勿体無い"というケチから始まったが焚くうちに嵌まり込みました。

費用の事を考えるとはるかに高価なものになってますがそれを超えても薪ストーブなのです。

何処かで薪ストーブに触れ導入を考えている方・新築の際に格好の良さから設置を検討されている方達のお役に立てればと思い本音を書いた次第です。  2004.12.12

尚、時々手を加えて更新しています。 内容と画像が一致しないところもありますがご容赦下さい。

←の写真は2014です


薪ストーブの選び方

北海道で薪ストーブと言えば薄い鉄板製の卵形をしたものですが、最近は鋳物製の輸入品が其の代名詞になっています。

私が北海道に来た頃は殆どが薄い鉄板製の薪ストーブでした。

薄い鉄板製の薪ストーブだって立派に其の役目を果たすが安全性と火持ちの点で劣ります(毎年必ずン件の火災で家と命が奪われています)

鋳物製の他に鉄板製の特注ストーブを売りにしている鉄工所も有るようですが、鋳物と鉄板では材質の持つ性格から鋳物に適いません。

鉄製の欠点は熱に変形しやすい事と鋳物に比べ保温力に劣ると事です。鋳物もイロイロ種類はあるがこの際それは省略します。

鋳物ストーブは主にアメリカ製とヨーロッパ製に大別されます。

ヨーロッパ製は其の長い歴史を売り物にしてクリーンバーン方式を採用しているのが殆どですが、アメリカは排煙の環境基準が厳しくコンバスターを利用した二次燃焼装置がついたものが殆どです。

コンバスターはセラミックで出来ていて4・5年に一度は取り替える必要があります。

クリーンバーン・コンバスターといきなり専門用語が出て来ましたが、これは薪を二次燃焼させて効率と排煙効果を高める装置です。

二次燃焼させることにより排気も綺麗になり薪の経済にも繋がる大変結構なものです(焼肉屋の無煙装置とはちょっと違いますが似たようなものです)

後はデザインと暖房能力だがそれは各々の方がそれに見合ったものを選ぶ事になります。

選ぶ時に特に注意する点は、暖房能力・燃焼方式・ガラス窓の大きさ等でしょう(此処で注意しなくては為らない事は機種によってガラスが曇り易いのが有ることです・私からは言えないので販売店にお尋ね下さい)

誰しも自分が選んだ薪ストーブが一番だと思っています。

それは嫁さんを選ぶようなものでイイ点もあれば欠点もある、それを騙し騙し使うところに面白さもあるのだ。


私はダッチウエストのFA285とFA225を世界一”イイ”ストーブだと心底思っている。

何故ならそれは他の薪ストーブを知らないからです。
                    2004.12.12

←の写真は2014です

FA285の取説http://www.stove-ichiba.com/img/conve_sen_seq.pdf


薪ストーブの設置



まず、囲炉裏が部屋の真ん中にあるように部屋の中央に設置するべきでしょう。

火の回りに皆が集まって語らいの場にもなります。

間違っても部屋に隅に設置しない事です。

薪ストーブの多くは輻射熱とガラスを通しての遠赤外線効果と大部分は対流により

其の効果を発揮します。従って部屋の中央に設置する事が家全体を均一な温度を保つ上でより効果を発揮する事でしょう。

重量は100?300キロも有りますので根太の補強も怠らない事です。

炉台はレンガか石かタイルが良いと思います。

私の場合は煉瓦をフローリングの上に並べました。
2004.12.12


煙突の設置

薪ストーブを焚く上で一番重要な事は煙突の設置です。 一番ベターなのはストーブ本体から直に立ち上げる事ですが、これは平屋とか吹き抜けの家で無い限り不可能です。

従って壁をくり貫いて外に立ち上げる場合は、横引きの長さに注意が必要です。

煙突の径と横引きと縦煙突の関係式があるので参考にされたい(此処では省略しますが詳しくは薪ストーブの取説に詳しく書いてあります)。

此処で極めて重要な事は縦煙突は屋根の棟より3尺は高くする事です。

時々棟より低い煙突のログハウスを見かけますが住まわれている方が苦労しているだろうなあ?と思っています)

私の場合はコンクリートの電信柱を煙突にしました。

コンクリートの電信の利点はコンクリートの厚みが3・4センチあるので断熱材の役目をして結露現象を北海道でも防げた事です。

輸入物の薪ストーブを焚いていて電信柱の煙突を使っているのは日本中でも私だけでしょう!

電信柱の発想の原点は

・金を掛けたくない!

・薪ストーブ販売店の言いなりになりたくない !

・工事が極めて簡単(1.2時間で済む)! ただそれだけです。
                2004.12.12

電信柱の製造方法はhttp://iisee.kenken.go.jp/staff/tamura/work/pilenet/phc.html


露台の設置

輸入物の薪ストーブの殆どは底面に熱が伝わらないように作られているので火災の心配はそれ程必要はありません。

我が家ではストーブの下がワンコのネグラになっています。

寧ろストーブ本体の重量と露台の重量がかなりのものなのでそれに耐えうる床の補強が大切です。

此処で大切なのは露台は出来る限り広くする事です。薪の出し入れ灰の始末と何かと散らかる部分です。


露台は広く大きくすることが大切です。

それから床面との段差も考慮するべきでしょう。

最近は床面より一段低く施工されている露台を見かけますがこれだと床にゴミが飛び散らずに良い方法かも知れません。
                           2004.12.12

←の写真は2014です


壁の設置

壁は輻射熱による伝導を避けるための建材を選ぶだけでなく空気口を設けて二重に安全を考慮した方が懸命です。

特に横引きの壁には眼鏡石を入れて建物の構造体との熱の遮断に充分な配慮が必要す。

低温火災の殆どは此処から発しています。


現在は断熱煙突が普及しているのでこの部分だけでも断熱煙突を採用する事も一つの方法である。

これは縦引きの天井・屋根についても同じ事が言えます。

薪ストーブで一番怖いのは”火災”です。

10年以上たった現在でも気を抜いたことがありません。  
                  2004.12.12



煙突について

最近は断熱煙突が非常に流行していて販売店・建築業者はやたらと奨めますが、

室内の全部をこれで施工すると煙突からの放熱が減る原因にもなります。

業者が進めるのは売上代金と工事代金が目的(?)の場合が多々あります。

薪ストーブ本体は機種選びの為にかなり値引きをするが煙突は殆どが値引きしないので彼等の儲けは実は此処にある事を知るべきです。

単に雨仕舞いだけでなく熱の遮断が何より大切です。

壁および屋根の貫通部分は経験のある業者にお願いすることです。

煙突は高ければ高いほど”引き”の効果があります。

何よりも隣近所から苦情の心配がありません。

隣近所からの苦情とか実害の話を良く聞きますが我が家の場合は今の所ゼロです。
       2004.12.12

←の写真は2014です



煙突倒壊

実は平成17年の初冬(05.12.11)前夜の大風で上から4メートルの所で折れて倒壊してしまいました。

その一週間ほど前にテッペンまで上って点検した直後の出来事でした。

「絶対に折れる筈が無い!」と思い込んでいた電信柱がイトモ簡単におれてしまったのです。

原因は"木酢酸"がコンクリートに浸み込んで中のピアノ線を腐食させたのです。

折れたピアノ線は針のように細く腐食していました。

左の写真の最中にと思うと心臓が痛くなります・頑固親父のメンツも何も全て無くなりました・命が有った事を神に感謝です (05.12.12)

日本の電柱技術を甘く見すぎました。

デ今更立て替える訳にも行かず折れた所に天傘を取り付けてその場を凌ぎましたが高さ的にはコレで充分のようです。

今後電信柱の煙突をお考えの方はいらっしゃれば最初からテッペンを短く切ってから立ててはいかがでしょうか?

それにしても半年経っても、テッペンに登って得意になっている時に折れたら・・・と考えるとゾォ?ットします。
  (06.02.22)


煙突倒壊・・その2

春先になり何気なく山荘の煙突を見たらビックリ仰天!ナ何とボロボロ状態です(写真)

煙りの中に含まれる酸がこれほど簡単にコンクリートを腐食させるとは建築屋の端くれとして知りませんでした。

コンクリートが熔けてしまえば中の鉄筋などイトモカンタンニ熔けてしまい←の状態です。

早速鍛冶屋の友人を呼んで急遽鉄管で煙突を作り直す事にしました。

取り付けの為にクレーン車を呼んだついでに電信柱も上3Mを安全の為にちょん切りました(06.04)




鉄管煙突新調


 


 

鉄管の煙突を建ててから考えたのが結露による煙突の詰りです。

テナ訳で次に考えたのが"煙突簡単装置"です。

ステンレスのワイヤーを地上で上下する事により錘がススを掻き落とす仕組みです。

我ながら良いアイデァと思っていたら北海道には昔から似た様な方法があったそうです。考えることは古今東西同じなのですネ(06.07)


断熱二重煙突の決断


しかし夏が過ぎて秋口になりそろそろ薪ストーブが恋しくなる頃春先に建てた"鉄管煙突"で果たして冬場を越せるだろうか?心配になりました。

イロイロの方に相談した結果

・ 昔ながらの石炭ストーブなら問題ない

・ 薄い鉄板の薪ストーブでも問題ない

・ ケド厚い鋳物のストーブをチョロチョロ焚き続けると結露の餌食間違いなし


と言う事なので建築屋を呼んで鉄管煙突を保温出来ないか?

と相談した結果ソッタラコトをする位なら新しいものを作り直した方が安い?って事になり、

テナ訳で薪ストーブ生活残り10年を考えた場合恥も外聞もなく"断熱二重煙突"を決断しました。(06.09)

 

←の写真は2014です


エンライト


薪ストーブ生活残り10年を考えた際に12回の冬を越してきたFA285を引退させてFA249エンライトが無性に欲しくなりました。

ダッチウエストが15年の歳月を掛けて世に出した次世代機です。

自動車だってパソコンだって5年前の製品とを比較した場合お天道様と何とか位の進歩があります。

薪ストーブだって?オンナジダベサァ!

第一キャタリックコンバスターを諦めてユーザーが自分でメンテが出来るってのと同じ大きさでFA285の5割以上の熱量が気に入りました。

カタログを眺めてショウルームの実物を見た翌日には注文していました。
(06.10)

 

  ←の写真は2014です


エンライト設置

かくして頑固親父人生最後の薪ストーブが此処に新たにスタートしました。

エンライトは想像通りの暖かいストーブでした。

さすが世界のダッチウエストが自信をもって世に送り出した次世代機です。

薪ストーブ生活残り10年(何故かこの年数に拘るのだ!)大正解でした。(06.10)
 

 

←の写真は2014です

と思って使い込んでいる内に非常にメンテに面倒な事が判明しました。

その都度天声薪語に書く混むので薪ストーブ販売店からの薦めで又入れ替える
事に成りました。   2014.04


再びFA285設置

  

  ←の写真は2014です

かくして、かくして頑固親父人生最後の薪ストーブとしてエンライトを8年焚いた結果2014年の春に再び
FA285に入れ替えました。

74歳の頑固親父が本当に人生最後を共にするストーブです。

ナンダカンダ言っても世界最高の薪ストーブと確信しています。         2014.04


外気導入方式

最近の住宅は高気密・高断熱を売り物にしている住宅が多いせいかストーブが燃焼するための空気まで専用に外気導入方式を進められて得意になっている方が居るが、木造住宅で其処まで機密が果たして可能だろうか、

非常に疑問である。これも業者のワナではなかろうか?

燃焼するために部屋の空気を引くことにより対流がより活発になり部屋全体を同じ温度に保つ効果を弱めているだけの事に過ぎない。

一害あって百利なしとはこの事です。

高気密・高断熱について一言!

高断熱はある程度効果を挙げていますが住宅に高気密など有得ません。すきま風は必ずあるものです。それが人間の健康ため家のために良い効果をもたらしているのです。

高気密住宅では外気導入をしないとストーブが燃えないなどと信じ無いで下さい。
   2004.12.12

と思い込んでMLなどを読んでいると最近の住宅は高気密高断熱が当たり前で薪ストーブを焚いている最中に台所の換気扇を回しただけで室内の空気が不足し薪ストーブの入気口から煙が逆流して部屋中煙たくなるそうです。

嘘のような本当の話しだそうです。

井の中の蛙何とかで頑固親父の視野などこの程度です(2006.10)

←の写真は2014です


シーリングファン

インテリアをかねて私も設置してみたが(設置位置は吹き抜けの薪ストーブの真上・

今思うと全くバカな事ですが当時はこの程度の知識しか有りませんでした)効果の程はほとんど無いと言って良い。

薪ストーブの真上に設置する場合はファンの回転を逆転する事が大切で正転だと上昇気流とバッティングして其の効果を発揮できないので注意すべきです。

吹き抜けの上下で温度を測って見ましたがそれほどの(せいぜい1・2度しか)効果がありません、

むしろ音の方が気になって最近は殆ど使用していません。

ところが、実はつい最近までコイツに正転逆転があるのを知りませんでした。

ストーブの真上に取り付けた場合は逆転させると上昇気流をスムースに対流させるのです。

試しに毎年作っている”切干し大根”で実験したら通常3日は掛かるのに驚いたことに一晩で出来上がってしまいました。

頑固親父の薪ストーブ生活とか言って威張っていても所詮私の知識はこの程度です。 2004.12.12


←の写真は2013です


床暖房


吹抜けの居間に薪ストーブを設置して一番効果があったのが床暖房です。

薪ストーブの上で常に湧いているヤカンのお湯を利用して廃品の循環ポンプとの組み合わせで殆ど只同然で出来ました

(詳細はホームページ薪ストーブライフを参照)

吹き抜けの居間の場合二階は非常に暖かいが足元は燃焼のための空気が常に流れていて寒さを感じるものです。

これを解決する為には床暖房が最適です。

ホームページを読まれた方から頂くご質問で一番多いのが”床暖”です。

写真はストーブの内部です。循環する湯を少しでも多く熱を確保するために天板の下にも配管したのですが思ったほど効果はありませんでした。

しかし常に何事にも挑戦する気持ちが大切だと思っています。

写真の真ん中に丸く見えるのがコンバスター装置です。セラミック製で蜂の巣のように細かい目になっています。

この手のストーブはこれの維持管理に結構神経を使うのと、消耗品なので費用もバカになりません。

但しそれなりの効果は充分あると認識しています。
                     2004.12.12



床暖・・2


厳寒期になると頑固親父考案の"床暖"の活躍ですが

此処に来てパロマガス湯沸かし器の発想でもっともっと暖かくなる方法が気に成り出しました。

テナ訳でホームセンターから8ミリの銅管5メートル巻きを買って来てエンライトの天板とトッププレートの空間の煙突の付け根に取り付けてみたらバッチリです。

煙突からムザムザ大気に逃している熱を掴まえて床暖に再利用出来れば頑固親父今世紀最大の発明品です。

外気温マイナス4度

湯槽温    28度(薪投入後30分で湯槽温45度に上昇)

室温     23度(薪投入後30分で室温25度に上昇)

自作の床暖の最大の欠点は万一エァーを噛んだら中々抜けない事ですが人間の知恵は困った時に次の知恵が出るものです。

簡単エァー抜き機も考案出来ました。(07.01)

   


床暖の進化 

 
パロマ式床暖房が機能しだして半月順調に可動を続けています。

頑固親父の性分として順調を確認すると次の構想が沸いていてそれを試したくなるのです。

今までの床暖の原理は天板の上で沸く湯(写真右下↓)を利用する事でしたがパロマ式は天板と中板の間に8ミリの銅管5メートルを通して瞬間的に沸いた湯を利用する事です。

デ次に考えたのが天板の湯槽を横に置く事です(写真下の左と中)・要するに"8ミリの銅管5メートル"だけで暖まらないだろうか?

そう思ったら春まで絶対にイジラナイ約束を破り実行に取り掛かりました。

万が一エァーを噛んでも"エァー抜き装置"を作り万全の体制で取り掛かりましたが案の定エァー噛みを起こしてニッチモサッチも行かなくなりました。

仕方なく又"本職"のお世話になり何とか開通に漕ぎ着けました(配管のエァー抜きって本当に面倒です)

開通して今現在順調に回っています・温度も快適に維持しています。

この状態で春まで回り続けて呉れる事を祈る思いです。

エンライトの天板から湯槽が消えて今まで通りの床暖房が出来る何て夢のような事です。頑固親父の夢なんて所詮この程度です。

"エァー抜き装置"って言っても畑とか庭木の防除の為の噴霧器(ホームセンターで1980円と少々の部品代)を改造しただけです。
(07.02.05)


←の写真は2014です


結露と言う大誤算

 

ルンルン気分で床暖を楽しんでいたが何となく当初の温か味にかけるような気がしてトッププレートをはずしてが?ん!

2/19に交換した床暖の"銅パイプ"ですが20日ちょっとで↑の有様です。 ビックリドンキーです!

アイディアーとしては合格ですが"結露"が想定外でした。

この床暖で「薪ストーブ学博士」間違い無しと思ったのですがまだまだです。

07年の冬は床暖とエアー噛みに悩まされた年です・「失敗は成功の元」・「必要は開発の母」って

今年の夏が研究の勝負です。


頑固親父のメンツに掛けて開発して見せます。

←の写真は2014です


床暖の進化・・・その  (07年

    ←の写真は2013です

天板とトッププレートの間に置く銅パイプの結露が頭から離れず、結露を防ぐには炉内にパイプを設置する以外に方法が思いつかず、とうとう実行に移しました。

太目の銅管を銀蝋溶接して直火にも耐えられるように施行しました

ストーブの背面の僅かな隙間に銅管を設置して(左)保護の為にステンレスの板で覆い(中)本体の右から銅管が出て(右)居る様子がお解かりでしょうか? (2007.08)

試運転では申し分ありませんが 結論は2008・3月に出る筈です。

湯槽も煙突からではやはり不十分で天板上には適いません!(2008.01)

薪ストーブを利用した床暖の最大の欠点は「開放式」の為”エァー噛み”が避けて通れません

次の目標は”エァー噛み”の退治です

薪ストーブは次から次ぎえと頑固親父に試練を与えてくれます。

  ←の写真は2014です


薪について

薪ストーブに取り付かれて何が一番大変な作業かと言うと"薪"の一言に尽きます。

まず薪材の確保です。

当初は現場で余った残材でスタートしたのですがそれで足りなくなるのは時間の問題で人の紹介でパルプ材をトレーラー1台分(15?20万)を買ってそれをチエンソーで切って斧で割って薪にしていました。

ところが産業廃棄物法が施行されてからは造園業者が運んで来てくれる様になりました。

業者は勝手に処分すると罰せられるのでさりとて全てを焼却場で処分する為には重量相当の費用が掛かるので双方一石二鳥と言う事になり現在に至っています。

これの欠点は樹種を選べない事ですが私は基本的には燃えるものなら何でも燃やす事にしています。

同じ廃棄物でも廃屋の解体材も時として運ばれてきますがこれとて頂いています。

何十年とお役に立った木材の最後の御奉公として成仏させてやる事も大切です。

但しこれの欠点は釘がやたらとある事です。釘とチエンソーとの戦いでもありますが気にしません。

解体材は充分に乾燥しきっているので秋口と春先の朝晩だけ焚く時には一気に燃えてこれまた必要な薪材でも有ります。

薪ストーブは広葉樹に限ると言われていますが針葉樹だって一向に差し支えないと思っています。

針葉樹はタールが出るので横煙突の掃除が多少多くなる程度です。

油分が多い為に高温になりやすくストーブが壊れやすいなどと言う業者が居ますがそんな事はありませんし有ったとしても10年使えれば他の物(自動車・パソコン・・・)などと比べても十分に元が取れてお釣りが来ます。 2004.12.12

←の写真は2012です


薪の入手方法

原木は別として出来上がった薪をお金を払って買うのが一番簡単なことですが、私はそこまでして薪ストーブ生活をする気は毛頭ありません。

原木をタダで確保する為にはあらゆる所にアンテナを立てておくことです。それと樹種を選ばない事です。

それから業者の都合で何時運び込まれても良いようにそれ相当の場所を確保しておく事です。

一昨年は幹の径1メートル長さ10メートルのポプラ200本の話がありましたがサスガに断りました。

大体1メートルを切るチエンソーがありませんし玉切りしても手で動かせません。

最近は山とか林まで出かけて樹を倒してまで薪を入手する事は殆ど無い。

時としてそのような話を持ち込まれたりするが危険を伴い労多くて獲物が其の割りに少ないので現状では極力何かと理由を付けて伐採は避けている。

素人が軽い気持ちで生きている樹を倒すのは避けるべきでしょう。

何十年も掛けて生きてきた樹の命を絶つのです。

北海道では多くの方が亡くなったり大怪我をした話を沢山聞いています。


イヨイヨになればやるしかないがその為には最低4トンユニック車・ショベル・ブルが必要である。其のほかにも取り揃える機材道具だけでなく一人で行う危険性を認識するする事が大切です。 2004.12.12

朝起きて原木置き場に行ったら写真のような樹が届いていたら嬉しくて嬉しくて舞い上がってしまいます。

←の写真は2014です


薪の作り方

伐採して持ち込まれた原木は先ず玉切りにしますが、原木の山を崩しながら玉切りを山に積みながらやります。

この場合チエンソーの歯が挟まらないように常に気をつけなければなりません。

それと原木が崩れないようにも気を配る必要があります。

特に自分の逃げ場は常に考慮しておくべきです。

原木置き場で玉切りされたものを自宅横に一旦運びそこで割りの作業に掛かります。

玉切の長さはいろいろやってみたが片手で持てる30センチ(一尺)が一番扱い易いようです。

以前はオノと矢だけで全ての薪を作っていました。

一発でパカーンと割れた時の快感はやった者でないとお解かり頂けないと思うが薪焚人冥利に尽きます。

節とか股は「ナンダ薪コンナ薪・ナンダ薪コンナ薪・・・・」と呪文を唱えながら斧を振り続けます。

そうして割った薪の山が大きくなる喜びに浸るのです。なぜならその山は私にとっては”金の山”なのです。


北海道札幌市では厳寒期には一日40・50キロの薪を焚きます。灯油のボイラーですと20リットルは使うでしょう。1リットル40円としても一日800円です。

40キロの薪で換算すると薪の値段は1キロ20円になります。

4トン車一台の原木ってお金に換算すると8万円にもなるのです。

( 真の薪焚き人は原木を薪に加工する工賃などは計算しない事にしてます)

我が家には出来上がった薪の在庫が160立方位有ります。これをお金に換算するとおそらくウン十万という事になります。

薪ストーブのMLを読んでいると内地でお楽しみに薪ストーブを焚いている方々は原木を見つけると何人かで集まってワイワイガヤガヤ薪作りをしているようですが、必ず要領のイイ奴・ズルイ奴が居る筈なのに不思議でなりません。

北海道で生きる為に薪を焚いている人間には到底考えられない事です。          2004.12.12

実を言うと薪割り作業が楽しいと言うのは負け惜しみで本音は”ラクして割りたい”のと”老後の事”を考え4・5年前に油圧式薪割機」を作りました。

←の写真は2013です


チエンソーについて

私は現在5台のチエンソーを持っています。

当初5・6年はリョウビの30cc一台でした。

届く原木により大き目のチエンソーが必要になり気が付いてみたら5台になっていました。

一番大きいのは60cc60cmです。全てエンジンチエンソーです。

電気式は使用した事がありませんがエンジンの方がはるかに能力・安全性に優れています。

チエンソーは其のメンテナンスに泣かされます。

肝心な時に言う事を聞かないのがエンジンです。

特にキャブレターの調整は素人には無理と思った方が懸命です。

我が家から10分ほどでキョウリツの札幌支店があるので救われます。

何度も何度もお世話に成っているのでツイにお友達状態まで漕ぎ着けました(此処で役に立ったのが”手打ち蕎麦”です、まさにギブアンド・・・・です)。

チエンソーを維持管理する上でプロとお友達になる事が一番大切な事です。


外国製の”ス”とか”ハ”の名が付くチエンソーを自慢げに持っている方が初心者の方に多いですが問題はメンテナンスです。

自慢する前にその事を先ず考慮すべきでしょう。

私だって一度はスとかハを使って見たいのですがねぇ!

写真のチエンソーの製造年月日は3台は”昭和”でまだまだバリバリの現役です。      2004.12.12

←の写真は2013です


チエンソーの刃

チエンソーを効率良く使用するためには"刃"のトギ方次第です。

これを効率よく覚えるのには幾つかの基本がありますが経験で覚える以外に無いと思います。

但し切れるヤスリを使用することが前提です。ヤスリも刃に合わせて何種類か必要です。

特に丸ヤスリだけでなく平ヤスリの果たす役目も多大です。

この二つを使って手際よく刃を調整出来る様になるには結構な時間が掛かりました。

私は燃料を補給する都度必ずチエンソーの刃の状態を確認しています。

写真のチエンソーの刃は在庫の一部です。

こんなに沢山!と思われるでしょうがこれには深い理由があります。

私の所には木造家屋の解体廃材が結構運ばれて来ます。

こいつは釘だらけで注意はしてても結構チエンソーの刃に触ってしまいます。その都度研ぐのですが消耗も早いので機会が有る度に在庫として貯めた次第です。

チエンソーの刃もこれだけあれば薪が沢山有るのと同じで心が休まります!
         2004.12.12

←の写真は2014です



薪切り台



玉切りするときに自分の力で持ち上げられる物は全て"薪切り台に乗せて作業をします。

二の腕程度の太さの原木は家内に手伝って貰い共同作業と決めています。

(この歳になると夫婦の共同作業ってこれだけになります)

薪切り台だとチエンソーの刃が挟まる事も無いし、腰に負担も掛からず、一人でやる3?5倍の能率が上がります。

ちょっとした仕掛けがあるのですが写真でお解かり頂ける方は素質がある方とお見受けいたします。

薪切り台を2台並べてやるとホント効率がイイですヨ!

(私はチエンソーで切るだけですがテコの家内が汗だくですがネ!)

地べたで玉切りされている方、是非とも参考にされては如何ですか! 2004.12.12

←の写真は2013です


薪割機


我が家には幸い200Vの動力が入っていたのでいとも簡単に廃品を集めて薪割機を作る事が出来ました。

掛かった費用もフレームと少々の部品代とで5万円程度で済みました。

この薪割機の特徴は持ち運びが可能な事です。

それと座ったまま作業が出来る事です。

コレは薪割り機を使う上で極めて重要な事です。


薪割り作業で大切な事は同じ作業を繰り返し行うので腰に負担を掛けないように配慮する事です。

斧と矢だけで汗をかきながら割っていた頃は夏場を避けて寒い時期にやっていたのですが同じ時期にやると コイツの欠点は薪割り作業が寒い事です。
                               2004.12.12

  ←の写真は2014です


薪運搬車



我が家は原木置き場と自宅が距離にして1キロほど離れています。原木置き場は畑でもあります。

おおよそ千坪ですが其処から自宅横の薪割機まで玉切りしたものを運ばなくては成りません。

運搬車と言うと直ぐにトラックを連想しますが以外に使いづらいものです。軽トラも同じです。

此処で活躍するのがワゴン車です。

荷台が低いので積み込み易いのとロープで縛る必要が無い事です。

2トン車よりもはるかに積める量が多くて手軽で後のドアーは時として雨宿りにもなります。

よくよく考えて見ると写真のポンコツワゴン車を維持するだけで車検代を含め10万円以上掛かっています。


世間から 薪バカと言われる所以です。
                                 2004.12.12

←の写真は2012です


バッテリー運搬車

我が家は薪小屋から玄関まで行くのに14段の外階段を上らなければなりません。老後の事を考えて施工したのがスロープです。

其のスロープの勾配が地形的に非常にキツイのでゴルフ場で使っているカートを手に入れて運搬車として活用しています。

バッテリー運搬車は只同然でしたがスロープには薪ストーブの数倍の施工費が掛かりました。

魚の何十倍もする釣竿を買うようなものです。

何事も嵌りだすとこのようなことになります。                    2004.12.12

 

←の写真は2013です


薪小屋

  

  

  

  ←の写真は2011です

  ←の写真は2013です

  ←の写真は2014です


一輪車


斧あるいは薪割機で割った薪を薪棚に運ぶ時、冬場薪棚から我が家に運ぶ時に必要なのが一輪車です。

一輪車の荷台をちょっとした工夫をする事により沢山の薪を崩れることなく運べます。                   2004.12.12

 

 

 
←の写真は2014です


駅弁方式

薪棚から我が家に毎日運び込む作業は並大抵な事ではありません。

いかに楽して効率よく運べるかです。

当初はスーパーにあるカゴと同じもので運んでいましたが我が家の薪置き場に到着するまで扉・ドアーを3回も開閉しなくてはなりません。

其の都度両手に持ったカゴを地面に下ろして又持ち上げる作業が辛いのです。

そこで考えたのがショイッコです、これを我が家では二宮金次郎方式と名付けました。

これですと両手がフリーですのでドアーの開閉もラクですが、重たくて持ち上がらない事が多々あります。

外の道路をこの格好で歩いている姿はいかにも貧乏臭くて人には見られたくない光景です。

それで考え付いたのが写真にある"駅弁方式"です

古くなった衣装ケースに肩紐をつけて首と両手で運びます、ドアーの開閉時は一時的に首に負担が掛かりますがこの方法が一番効率が良いようです。

これも持ち上げる時と降ろす時にかなり腰に負担が掛かりますので専用の台を前もって用意する事です。
2004.12.12


←の写真は2012です


薪小屋の作り方

理想の薪小屋は敷地の真ん中に作り前後左右から積み込みと取出しが出来る事です。

しかし農家ならともかく町では不可能です。

単管のパイプでは風情が無いし、やはり木材を使って見た目も格好良く作りたいものです。

柱は掘っ立て出充分ですがしっかり固定する事です。

上に積むに従って薪は其の重量で下に積んだ空間が押されやがて崩れる原因となります。

壁は不要ですが屋根は必要です。

北海道では積雪に耐えうるように施工することも大切です。

乾燥は最低でも丸一年出来れば2年はさせたいものです。

写真はベランダに作った簡易薪棚です。
      2004.12.12



←の写真は2011です


薪ストーブの焚き方

薪ストーブの最大の目的は暖房です。

しかしそれだけでなく其の炎と薪の爆ぜる音が何とも心を癒してくれるのです。


吹雪の外から戻った時にゴウゴウと燃える火を見るだけでも体が温まるものです。

かと言って一日中このような焚き方をしていては薪を幾ら運んでも追いつきません。

第一忙しくてストーブと睨めっこをしていなければなりません。現実的には不可能な事です。

一時的にゴォ?と焚き上げたら後は放っておけばイイのです。

部屋の気温が下がれば肌が感じ取りますのでその時に気が付いた家族が薪を入れれば済む事です。

テナ訳で火の管理は至って簡単です。

夜寝る前には太い薪を2・3本入れて入気口を閉めれば朝までトロトロと燃え続けてくれます。

朝はダンパーを開いて入気口から思い切り空気を入れてやればアット言う間にゴォ?と燃えてくれます。後は日常の繰り返しです。


ダッチウエストの薪投入口は前面のガラス扉と横面の二箇所がありますが私は主として横から投入します。

横からだと60センチの長さまで楽に投入できます。時として規格以外の長さの薪も結構出来るので非常に便利です。

横から投入した方が灰のこぼれも煙が室内に漏れるのも少ない様な気がします。          2004.12.12


←の写真は2012です


灰出し口

ダッチウエストには燃焼室の下に灰受け装置がついているが、使用した事がありません。

灰は燃焼室に貯めておきます。その方が火が落ちづらいのです。

灰の中に火種が残っているのでストーブが冷え切る事が無いのです。

それにはロストル部分にステンレスの板を引いて灰が灰出し口に落ちないように工夫する必要があるのです。

誰とは言いませんが薪ストーブの中の灰を灰出し口から毎朝かき出して綺麗に掃除されている方がいますがご苦労様な事です。         2004.12.12



←の写真は2012です


薪ストーブの楽しみ方


楽しみ方にはイロイロ有りますが何と言っても"安らぎ"でしょう!

春先秋口のちょっと寒い時には今まででしたら厚着をして暖房は我慢して過ごしていましたが薪ストーブがあるお陰でこの時とばかりガンガン焚くのです。

この優越感は何とも言えぬものがあります

原油の98%を輸入に頼っている我が国は中東で紛争がある都度びくびくしていなければなりません。

昭和50年代には灯油一缶が2,000円位(現在は700円位)まで値上がりしました。この度のイラク戦争では思ったほど値上がりはしませんでしたが

何時の日か必ず一缶5000円とか10000円の時代が一時的にでも来る予感がしています。

そうなっても我が家だけは薪ストーブをガンガン焚いて暖かい日をと夢見ています。  
2004.12.12

これも楽しみ方の一つでは無いでしょうか?

皆さんが遊んでいる間も薪作りに汗をかいているのですから心で思うくらいは許される事だとおもいますが・・・・

←の写真は2012です


一日に焚く量

ダッチウエストFA285は真冬一日に大体40・50キロの薪を焚きます

薪の樹の種類にもよりますがおおよそ其の位です。

容積にすると一尺の長さの薪を1平方に積んで3日分です。

これを目安にしていますが毎年そんなに変わりはありません。従って薪棚の容積で凡その日数も把握出来ます。



ガラスの曇り

薪ストーブの楽しみの一つが赤々と燃える炎ですがガラスが曇ってはせっかくの楽しみも半減です。

以前に使用していた台湾製の薪ストーブはガラスに付くススとの戦いでしたがFA285は入気方式がガラスが曇らないようにされているので其のストレスが殆どありません。

湿った薪あるいは針葉樹などを空気を絞って焚く事により一時的にススが付く事がありますが空気を入れてゴォーと焚いてやれば一気にススが燃えてガラスが綺麗になります。

輸入ストーブでも燃焼方式によってはガラスにススが付きやすいタイプがあるので注意して機種を選んで下さい。

2004.12.12

←の写真は2012です


煙突ダンパー

煙突ダンパーの果たす役目は非常に大きいので是非とも取り付けておく必要があります。

特にクリーンバーン方式のストーブの入気がコントロールしにくいので排気の方でも制御できる事が大切です。

ダンパーを付けたから必ず使う必要も有りませんが取り付けるに超した事がありません。


これを上手く利用すると薪が非常に経済的です。          2004.12.12


 

←の写真は2012です


煙突掃除

薪ストーブの場合縦煙突のツマリは基本的にありません。

但し出口についてはタールが付きやすいので一年に一度は点検をするべきでしょう。

我が家は横抜きにしているので横煙突がどうしてもススが煎餅状態になりやすい欠点があります。

従って厳寒期は月に一度位の割合で掃除が必要です。

煎餅状の煤はストーブ内部に掻き落せば又燃えてしまいます。

それなりの掃除工具を作り手早く(2・3分で)で出来るので然程苦にはなりませんが無いに越した事はありません。
                                        2004.12.12


←の写真は2013です


電信柱の煙突

薪ストーブ愛好家広しと言え"電信柱"を煙突にしているのは私だけでしょう!

たまたま電気工事会社に勤める友人が居たお陰ですが10年以上経過しても別段問題はありません。
利点は廃品の電信柱を利用するので実費の工賃だけで済む事です。

電柱には各種の部品が取り揃っているので非常に便利です。

先日もストーブ販売店に行ったら

「親父さん、お願いだから電信柱の煙突の宣伝だけはしないで!」と言われました。

あいつ等ストーブ本体は大した儲けが無いので煙突で儲けている”のが証明されたようなものです。
         2004.12.12  

  

←の写真は2012です


木の取っ手

ダッチウエストの扉にはセラミック製の開閉取っ手が付いています。これが以外に不便なのです。

結構なストレスなのです

セラミックなので落せば割れるし、買いなおせば高いしで考えたのが、木の取っ手です。

これが以外に便利で木で作ったのに燃えないのです。

鉄板のストーブと鋳物のストーブの違いが此処で証明されました。


この木の取っ手の焦げ具合で横に積んである薪の安全状況を常に確認出来ます。

但しこの取っ手も少々の知恵が必要ですのでお付けにないたい方は御一報頂ければ教えますよ!

                                                            2004.12.12

作り方はセラミックの取っ手をばらせば簡単に構造が理解できます

ここでのポイントはネジヤマがインチネジって事です(ホームセンターでインチネジを買えば誰でも簡単に作れます)

←の写真は2012です


灰受け皿

ダッチウエストには標準装備で灰受け皿が付いていますが前述のような焚き方をしているので我が家では不要のものです。

しかしこれがあるお陰と灰を取らない焚き方の為に熱が床に伝わらず床からの火事の心配は有りません。

この場所は飼い犬の"レイコ"の寝場所になっています。

                          2004.12.12

 

 

 

 

←の写真は2012です


洗濯物

北海道では冬場の洗濯は茶の間に干すのが常識ですが我が家の場合は薪ストーブのお陰で冬場の洗濯はもっぱら吹き抜け二階の踊り場が洗濯干し場となります。

上昇気流のお陰で何でも良く乾きます。

冬の洗濯が苦にならないそうです。

これだけは家内に褒められました。

                        2004.12.12

 

 

 

  ←の写真は2012です


切干大根

薪ストーブのお陰で毎年作っているのが、切干大根です。

吹き抜けの二階に網戸の上で乾かすのですがこれが実に上手く出来るのです。

他にもカレイの一夜干しとか乾燥させる為の薪ストーブの役目は多大です。

                                    2004.12.12

 

 

  ←の写真は2012です


料理について


薪ストーブを利用しての料理は我が家では煮豆とかシチューをコトコト煮る場合はありますが
殆どやりません。温度管理が難しいからです。

ダッチオーブン料理が流行っていますが年を取るとあのような料理に今一歩前に進めないで居ます。

ストーブの上では二個のヤカンが常にお湯を沸かしています。

この何年か我が家の昼飯は”手打ち蕎麦”です。5リットル二台のヤカンのお湯が常に役立ちます。

 

  ←の写真は2014です                                                          


コーヒー

ストーブの上で充分にカルキを飛ばした湯で入れるコーヒーは誠に美味しいものです。

我が家に来るお客さんの何人かはこのコーヒーを非常に喜んで頂いてくれてます。

コーヒーだけでなく日本茶も同じ事が言えます。
           2004.12.12

 

 

 

←の写真は2012です


観葉植物

我が家には湿度計は置いてません。湿度は住んでいる人間と置いてある観葉植物たちが信号を送ります。薪ストーブの上で常に二つのヤカンが沸いています。

此処から発せられる水蒸気が生活の為に丁度良い湿度をもたらしてくれます。

この植物達が微妙に葉の色葉の形で水を要求するのです。

君子蘭・ハイビスカスブーゲンビリアなどは20年以上一緒に生活しています。

観葉植物と言えど家族同然です。エサと水だけで厳冬期でもハイビスカス・ブーゲンビリアの花が咲き誇っています。


これも薪ストーブならでは御褒美でしょう。
   2004.12.12

 

←の写真は2012です


灰の活用

薪ストーブから出る灰は実は始末しずらいモノです。

厳冬期は庭に撒く訳にも行かず、さりとてダンボールに入れておくわけにも行かず其の始末に結構気を使います。

一月に石油缶一杯ほどの量の灰が出ます。灰の活用はワラビのアク抜きには最高ですがそれ程の量は使いません

簡単に保存できれば春先に畑に撒けば土壌改良に良い事は解っていますが保存が問題です。

我が家では石油缶が一杯になると庭の梅の木下辺りを目掛けて雪の上から投げています。

雪解けの頃は雪の上に撒いてやると融雪剤の役目と庭の土の為に多少は土壌改良の為になっている程度です。

其の程度しか活用していませんが本当は勿体無い話です。
   2004.12.12


←の写真は2012です


部屋のよごれ

薪ストーブを導入する事により一番気に成る事が部屋の汚れです。

汚れと言っても薪を家に持ち込む事による散らかりとケムリによる天井・壁の汚れです。

それから日常的に細かな微粒子の灰いわゆるホコリが飛散している事です。

ゴミとホコリは掃除をマメにする事である程度解決できますが問題は天井・壁の汚れです。

今はやりのビニールクロスの場合は科学洗剤で拭けば落ちますが満遍なく落とす事が出来ません。

雑巾の後が残りかえって汚く見えてしまいます。

其の点"木"で施工しますと汚れが非常に着きにくいのです。

従って我が家の場合はシナベニヤの目透かし貼りで施工しました。

10年経った今でも満足しています。これから新築なさる方間違っても本物のクロスで施工される事だけは避けたほうが宜しいと思います。 2004.12.12

  ←の写真は2012です


薪棚(室内)

室内の薪棚は一平方メートルです。これは丁度3日分の焚く量です。

この大きさですと毎日運ばなくとも済むし上まで積んであれば安心感があるし見た目にも格好がいいものです。

これから導入される方は室内の薪棚まで最初から考慮する事を お奨めいたします。

理想は外の扉を開けて搬入し中の扉を開いて使えるように出来れば最高ですが薪ストーブの位置関係から中々難しい問題で私の場合は諦めました。

下から30cmあたりに積んである薪は数年前のものです。

半分以下になると外から運ばないと気持ちが落ち着きません。

我が家ではこの状態を”チョーヤノ梅酒”と言います(昔あったTVのコマーシャルです)。            2004.12.12

←の写真は2012です


薪棚(室外)


今日現在(05.11.10)我が家の薪の在庫は2台で焚いてもおそらく5?7年分は有る筈です。

以前は向かいの空き地が薪置き場だったのですが夕日ヶ丘山荘を建設したので自宅の車庫・物置が薪置き場になりました。

自宅の 玄関は外から階段を17段上がらなければ成らないのが最大の問題ですがこれは死ぬまで付きまとう苦労なのです。

考え方を変えれば運動不足に成りがちな冬場に足腰を鍛える為に格好のスタイルと思うようにしています。

一応ベランダにも薪棚を作り一月分位は手を延ばせば使えるようにしてあります。

これは出張とか風邪で万一寝込んだ場合の事を考えてのことです。薪焚き人は常にこの位の配慮が必要です。


ちなみに我が家の在庫量は

第一薪置き場(車庫):2.5×2.0×22.0=110立米

第二薪置き場(物置):1.2×2.0×14.0=33.4立米

第三薪置き場(空地):3.6×2.0×2.7=19.5立米・・・合計162.9立米

1立米で9日分として1466日分です。

一年に150日焚いても10年分ですが2台ですので其の半分としても5年分ですが春先と秋口はそれほど焚かないのでやはり7年分くらいは優に有ると言う事に成ります。

其の外に畑の原木置き場には玉切り未処理の原木が5年分くらいはあるでしょう。

不思議な事はこれだけ有ってもまだ集めたいものです。

これこそが”真の薪焚き人”と言うものです。解るかな?この気持!            
2004.12.12

←の写真は2014です


焚付け

焚きつけ材は木材の端材を頂きそれように保存してあります。

通常は新聞紙を丸めてこの端材を並べてそれからそれに薪を並べれば簡単に火を付ける事が出来ます。

イキナリ薪材につけるのは結構大変な作業ですので常に端材をを確保しておく事が大切です。
                          2004.12.12


  ←の写真は2014です


バーナー


  毎朝火を付ける時時として中々吸い込まない時があります。コレは外気が無風で気温の低い場合が往々にしてそうなります。

そのような時は前もって此のバーナーで煙突の上に向けて上昇気流を作ると比較的室内に煙が逆流しません。

昨年まではマッチあるいはライターで火を付けていましたが、今年の冬からホームセンターの開店セールで安かったので思い切って買ってみてガスバーナーを使う事にしました。

コイツの威力の凄いのには驚きました。何故この程度の値段で買える物を今まで買わなかったのか大いに反省する次第です。

とにかくこんな安全で手軽でイイ物はありません。

最初は怖がっていた家内も喜んで使ってくれていますので安心して留守が出来るようになりました。 2004.12.12

実は写真の此の椅子も毎日の薪ストーブ生活に欠かせない道具です。

歳を取るとしゃがむスタイルがきついのです。
(05.01.12)

←の写真は2014です


火吹きパイプ


消えかかった火種の中に薪を入れた場合、中々ぱっと炎が上がらないものです。

所謂上昇気流が発生するまでに時間が掛かるのですがこのパイプ(灯油の配管パイプ8㎜)でちょっと吹いてやるとアット言う間に燃え出します。

昔のカマドには必ずあった竹で出来ていたアレと同じ原理のものです。
                                           2004.12.12

 

←の写真は2014です


掃除機

薪ストーブと掃除機は切っても切れません。

我が家では当初は普通の紙パックの掃除機を使用していました。

時にはまだ熱い灰を吸い込んでパックから煙が出て来た事があります。

大型電気店のチラシに紙パック不要のサイクロン式の掃除機が格安であったので思い切って買ってみました。

これが威力抜群で犬の毛とストーブの灰でこんな汚い部屋に住んでいるのかと思わせられるほどゴミを良く吸います。

大小二台用意して通常はホース無しのタイプで手軽に掃除しています。

これは本当に優れものですよ。
確か○○ サイクロンって言ったかな?

  2004.12.12

  ←の写真は2014です


セントラルヒーティング

薪ストーブの為に家を建て替える事にした時に老後あるいは不慮の事故の事などを考えて一応セントラルヒーティングも併設しました。

勿論居間に3枚食堂台所に各一枚の床暖パネルも忘れずに施工しました。

今年で9回目の冬に挑戦していますが暖房としてのコンベクターのスイッチを入れたことはありません。

しかし床暖の為にボイラーは冬中焚いていました。これが頑固親父の癪の種でした。


これが後日薪ストーブを利用した床暖房に知恵が進むのです。


建物全体をセントラルヒーティングのお世話に成るまであと何年なのか知りませんが動ける限り薪ストーブのお世話になりたいと思っています。


向かいの夕日ヶ丘山荘(当然全館セントラルヒーティング
施工)では共有部分の居間・食堂にインテリアのつもりで薪ストーブを設置しましたが、暖かくて結局冬中火が落ちる事がありません。

薪ストーブとボイラーの併設も決して悪くはありません。

余談になりますが夕日ヶ丘山荘のお年寄りは真冬でも”素足”で食堂に来る方が何人も居ます   2004.12.12

←の写真は2014です


薪ストーブと風邪


ホームページの見出しにも書きましたが、薪ストーブを焚き出してから本当に風邪で寝込んだ事がありません。

これは決して偶然では無いと最近確信しだしました。

と言うのは今年で6年目になる夕日ヶ丘山荘のお年寄りも誰一人風邪を引いた方がいません。

世の学者は何故この事に気が付かないでしょうか?

ノーベル賞がこんな身近な所にあるのに勿体無いものです。

2004.12.12

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薪ストーブとギックリ腰


これは最近気が付いたことですが、薪ストーブがギックリ腰にも風邪と同じ効果があるようです。

以前は年に一度くらいの割でギックリ腰で医者の世話に成っていましたが最近はと言うより良く考えてみると薪ストーブ導入以来と言う事に気が付きました。

こうやって考えてみると薪ストーブが健康に及ぼす効果はまだまだ沢山あるな気がして来ます。

私は薪ストーブのお陰でどうやら健康で長生きが出来そうです
  2004.12.12

 

  ←の写真は2014です


薪ストーブの炎

薪ストーブの魅力の一つは薪の燃える"炎"です。暖かさも魅力の一つですが火の見えない薪ストーブ何てクリープ・・・と同じです。

勢い良く燃える時の炎、ゆらゆら揺れながらゆっくり燃える時の炎、オーロラ状態の青い炎と様々な炎を見せてくれます。

火と水は人間は生きてゆく上での原点でもあります。

特に火は太古の昔から大切に扱われてきました。火に纏わる祭りが今でも多く残っていますし祭りと言えば火が欠かせません。

それを毎日我が家に居乍らにして楽しめるのですからこんな楽しい事はありません。

赤々と燃える炎を見ていると時間の経つのを忘れてしまいます。
2004.12.12

←の写真は2014です


薪の爆(は)ぜる音

炎が絵になるとしたら、燃え盛る薪が爆ぜる音は音楽になります。木としての役目を終える最後の儀式でもあります。

去年まで生きていた樹、何年も住宅として人間の役に立った揚句人間の都合で解体された木材の最後のアガキにも聞こえます。

私はこの音を聞くたびにアリガトウと思わず心で言ってます。
2004.12.12

 


←の写真は2014です


近所との関係

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我が家の場合は新興住宅街でモトモトは一帯が原野でしたので薪ストーブを焚くについては何等近所の事を考える必要がありませんでした。


一帯が開発されると同時に我が家も建て替えたので近所に住宅が密集しだしました。

当初は平気でチエンソーを唸らせていましたが何となく気が引けてそれで仕方なく原木置き場を畑のほうに移動したのです。

近所からは一度も文句(クレーム)を言われた事は無いですが何となく違う目で見られているような気がします。

夏場のキャンプシーズンには薪を売って下さい、と訪ねてくる方が結構居ます。

勿論只で欲しいだけ差し上げていますが時として夜中に黙って持ってゆく方が結構居ます。

薪ストーブを焚く上で近隣に配慮する事は、騒音・ケムリ・臭い・ホコリ・放火等がありますが煙突を高くする事で殆ど避けられます。

其の点電信柱の煙突は12メートルもあるので最高です。

放火についてはこれは犯罪ですのでやる気になったら避けられません。常日頃から近隣とは仲良くする以外に無いのではなかろうかと思います。
                       2004.12.12

      ←の写真は2014です                


産業廃棄物法

この法律が出来たお陰で我が家の薪事情は一気に好転しました。

しかしこの法律は不可解な法律です。

例えば建築業者が古い家を解体した場合それを勝手に処分してはいけない法律です。

業者はそれを自分の会社の敷地内に埋めてもそこで焼却してもいけません。

但し家の持ち主が自分で解体してそれを自分の敷地で処分する事は構わないのです。

従って業者がそれを私の家に運んで来る事も違法なのです。但し私が持ち主から分けて頂くのは合法なのです。

これっておかしいとは思いませんか?

成長するまで何十年もかかりその後住宅として何十年も人間のお役に立った樹の最後くらいは感謝を込めて薪ストーブで成仏させる事が違法とは?

官僚の作り出す法律なんて所詮こんなものです。

我が家では造園業者が法の盲点を付きながら運んできてくださるお陰で助かっています。

その内「薪ストーブ法」なる法律が制定される時代が来るのではないでしょうか!

”薪ストーブ一級管理士”
何て言う国家資格まで出来、その気になって受験して不合格だったらそれこそ手打ち蕎麦と一緒で・・・・・         2004.12.12

  ←の写真は2014です


消防法と産業廃棄物法


我が国では薪ストーブについては今のところ法での規制はありません。個人が煙突からモクモクと煙を出しても一向に法には触れません。

自宅で"焚き火"をしても同じ事です。

(但し建設会社が解体材を自社の敷地内で焼却する事は許されません)

焚き火の代わりにドラム缶で余った枝葉を燃やす事も法には触れませんが近隣に恐怖と匂いを与える恐れがあるので避けるべきでしょう。


先日消防署が巡回に来たので、「割ったときに出る木の皮をドラム缶で燃やしたらどうか?」と尋ねたら

「個人の家から出るゴミと同じで問題は無いが近所から火事とかの要請があれば飛んで来ます、

それが会社から出たゴミだとしたら産業廃棄物法になるので市役所の環境衛生課に相談しては?」 と言ってた。

縦割り行政ってホント解りづらいものです。
                         2004.12.12

  ←の写真は2014です


廃棄物処理法


先日内地の方から↓の相談を受けました。

「薪ストーブ生活を続けていたら市役所から役人がやって来て

近所に住む方から通報があり煙突から出る煙の影響で喘息が酷くなったので取り締まって欲しい」

「なので来週市役所立会いの上で煙の様子とその方の喘息の具合を調べるそうですが何か良い解決方法はないものでしょうか?」だって!

考えてみればツイ50年ほど前までは日本全国何処でも竈(かまど)で煮炊きをしていたのです。

化石燃料が普及してスイッチポンの時代になったがその頃は花粉症などと言う言葉すら無かった筈だ。

最近は化石燃料が主流になって来たが薪と健康との因果関係は早々簡単なものでは無い。

市役所の人間が立ち会って"喘息"の因果関係が簡単に立証出来る筈がありません。

実は私も以前同じような経験をしました。

私の場合は薪作りの際出る切り屑をドラム缶で燃やしていたら近所の誰かが通報したようです。

「違反者には懲役5年もしくは1000万円の罰金!」って脅かされました。此処此処

産業廃棄物法は知っていましたが数年前に廃棄物処理法ってのが出来て何人(ナニビト)も勝手に焚き火をしてはいけない法律だそうです。


但し例外として落ち葉焚き・キャンプフアイヤー・どんと焼き等は別だそうです(って言う事は個人的にキャンプファイヤーだと言えば焚き火はOKって事?らしい・コレを世間ではザル法って言うそうだ!)

デその際確認したのは家で焚く薪ストーブに付いては何の法律も無いって事だ。

(天声薪語の05.09.15を参考にお読み下さい)


何処の誰かが通報してイキナリ飛んでくるような行政に対しては法律を以って闘うべきで喘息との因果関係を立証するには最高裁まで行ってもおそらく無理な話しでは?

喘息そのものが解明されていないのに薪ストーブとの因果関係など100年先の話しだろうが?

我が国には薪ストーブについての法律は今現在一切無いのが現状です。

灯油が買えずに薪を集めて生活している人だって居る筈です(実は私もその一人です・・・07.02.0

  ←の写真は2014です


専門家



私は薪ストーブの為に家を建て替えましたが設計の段階で選んだ建築会社は薪ストーブについてのノウハウを全く持っていませんでした。

仕方なく薪ストーブ販売店の言い成りで設計を進めたのですが肝心な事になるとお茶を濁します。

デ良く聞いてみると実生活ではマンション住まいでセントラルヒーティグで生活されているのです。

本も何冊か買っては見ましたが、コレで本当に北海道の冬を越せるだろうか?、はとうとう解らずじまいでした。

本当の専門家はまだ居ないようです。

ある調査に依ると外国製の薪ストーブが一年間に8000台も売れているそうです。

これだけ根強い人気があるのですからソロソロ専門家が現れても良さそうな頃だと思います。

私などはどちらかと言えば経験からして詳しいほうの部類だとは思いますがマダマダ知らない事が沢山あります。

一つ間違えば家一軒どころか命まで失うのが薪ストーブです。

自称専門家の方くれぐれもお気を付けてご指導の程を・・・・・                  
2004.12.12

  ←の写真は2014です


良くある質問



現在薪ストーブを焚いている方これから導入される方これから家を新築される方達からホームページを読んで結構たくさんの質問のメールを頂きます。

以下はよくある質問についてです。

2007.10.10

 

 

   ←の写真は2014です


機種の選択


これは質問されてもお答えしようがありません。地域とか家の構造とか全て違うのです。

嫁さんを選ぶようなもので、薪ストーブのカタログを見て其の能力とスタイルから選ぶ以外に方法はありません。

昨年薪ストーブのMLを読んでいたらある方がスイス製のストーブを自慢していました。

自慢そのものも見苦しいのですが以前使っていたストーブをクソミソに罵っていました。それ以来その方のMLは読まずに削除しています。


一旦据え付けたら壊れもしない限り入れ替えは出来ないのですから機種は慎重に選ぶべきでしょう。

どんなストーブだって一長一短有り完璧な薪ストーブなんて存在しません。

ガラスが曇る機種はある程度わかりますが・・・・
                    2007.10.10

 

  ←の写真は2014です


薪の入手


この質問も正直答えに困ります。友人・ペンションの薪ストーブを見て新築の際取り付けた方って結構いるようです。

薪ストーブを取り付けてから薪の入手を考えるなんてドロボーを捕まえてからナワ・・・と同じです。

お洒落・インテリアとして導入されたのだから出来合いの薪をお金を出して買うのもイイでしょうが、

実は薪の入手・薪作りに薪ストーブの本当の楽しさがある事を知って欲しいのですが・・・

薪の入手の為にあらゆる所に目を配りアンテナを張りようやく手に入れた時の喜びが冬の暖かさに通じるのです。
             2007.10.10


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薪の種類


私は頂いた薪材はそれが解体した釘だらけの古い住宅であろうと、針葉樹であろうと何でも喜んで焚きます。

本とかメーリングを読んでいると広葉樹しか駄目なような事が書いてあります。

確かに松などはタールは出るし薪ストーブを痛めるかもしれませんがそんな事は小さな事で大切な事は薪として暖房の役目を果たすかどうかです。

松材はストーブの為に良くない等と言っている方は食事をする為に生きているのと同じで本末転倒です。

北海道でストーブの役目は大袈裟に言えば生きる為の道具なのです。


木材に成るまで何十年もかかり住宅として何十年も人間の役に立った廃材の最後が薪としての役目だとしたら感謝を込めて焚いて当たり前ではないでしょうか?

但し、枕木と電信柱だけは御容赦頂いています、これだけはクレオソートの細かい灰が家中こびりついて手に負えませんので。
              2007.10.10

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薪の保管


作った薪を保管していたら虫が付いて粉だらけになったがと言う質問が良くありますがこれは風通しの悪い保管場所が原因として考えられます。

当然の事ですが屋根をつけて雨を防ぐ事が一番大切ですが風通しを良くする事も乾燥を早める上で非常に大切な事です。

それから冬場取り入れやすい場所・近隣からのクレーム等も配慮すべきでしょう。

良く見かける風景で家の回りの壁が全て薪置き場になってるのがありますが、薪の為にも家の為にも決して良く無い事です。

第一貧乏臭くて私には・・・・ネ                   2007.10.10


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暖まらない


初心者の方に多い質問ですが、新しい薪ストーブを取り付けたが温度が上がらない・部屋が暖まらないという方が結構居ます。

原因の多くは薪の乾燥不足が殆どです。

薪は木の種類にもよりますが切って割って積んでから最低一年出来れば二年は乾燥させないと本来の暖かさが出ません。

生きていた樹を切って直ぐに薪にしても絶対に暖かくない事を肝に銘じてください。

そんな事も知らずに薪ストーブを据え付ける度胸にはタダタダ感心してしまいます。

2007.10.10


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燃えない・・


火をつけようと試みても中々吸い込まない事が良くあります。

大きな原因は煙突が外気により冷やされてストーブに逆流するケースです。

北海道ではよくある現象ですがこれを防ぐには煙突を断熱する以外にありません。

火は付くが思うように吸い込まない場合は煙突の詰まりが考えられます。特に煙突の出口と、横引きについては常に点検をする必要があります。


煙突が横引きと縦引きの長さの割合を満たしていない場合も考えられます。これは薪ストーブの能力煙突の径とにより決まりますので注意して施工するべきです。

最も大切な事は煙突の出口が屋根(棟)より3尺は上げることです。周りに大きな木が立っている場合・隣にビルがある場合も吸い込みが悪くなります。

煙突の出口もタールがこびりついている場合があります。夏場に鳥が巣を作る場合があるので秋口に焚き始める際は必ず点検してからにしましょう。

あとコンバスターの目詰まりも往々にして多いケースです。
2007.10.10

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温度計

鋳物製の薪ストーブには天板にバネ式の温度計がついています。

取り扱い説明書には事細かく何度に成ったらダンパーを閉めろとかコンバスター運転に入れとか書いてありますが、

其のとおりやる必要も有りません。

ある程度勢い良く燃え出したら後はお好きなようにです。

暖房と言う大前提を満足させたら薪の経済を考えるか炎を楽しむのか薪の爆ぜる音を楽しむのかイロイロの楽しみ方が有ります。

温度計など見なくても快適な室温を保つ為の知恵は黙っていても付きます。

バネ式の適当な温度計を信用する事自体ナンセンスではないでしょうか。
2007.10.10

 

  ←の写真は2014です


温度計・・2



薪ストーブを管理する上で最初は温度管理が非常に難しいものです

一シーズン焚き続ければ炎を見ただけで大体の温度が理解出来るようになります。

私の場合床暖を備え付けたので薪ストーブより寧ろ循環する湯の温度管理が大切です。

その点インターネットで見つけたデジタル温度計はリアルタイムで温度を表示してくれるので非常に便利です。


もう一方の赤外線放射温度計も離れた場所からピンポイントで温度を測れるのでこれまた便利です。

いずれもインターネットでデジタル温度計が1200円、赤外線放射温度計が7500円前後です。どちらも9Vの電池で100円ショップで2個105円で手に入ります。(07.02.05)

  ←の写真は2014です


ガラスの汚れ

薪ストーブのガラスがススデ真っ黒になったという問い合わせが結構ありますが、

殆どの機種は曇らないように工夫されています。

ある機種によってはされていないものもあります。当初私が使った台湾製のストーブは全く駄目でした。

にも関わらず曇る場合がありますがそれは薪の乾燥が不十分か煙突の詰まりが原因です。

FA285の場合はタマタマ曇っても次に焚く時に燃焼して綺麗にしてくれます。

非常にオリコウサンな薪ストーブです。

せっかく取り付けてガラスが真っ黒じゃぁ夢も希望も無くなってしまいます。

機種選定の折には十分に御配慮して下さい。


ガラスを拭く時は必ずストーブが充分に冷めてから濡れ雑巾(水だけで充分)で拭いて下さい。
2007.10.10

 

  ←の写真は2014です


ダクタイル鋳物のコンバスター

ダッチウエストFA285はセラミックのコンバスターを採用しているがこれは原因はいろいろ有るが定期的に壊れるのだ。

但し今回壊れたのは私の初歩的ミス(実は薪を入れるときに一度に沢山入れようとバッフル板をドツイテ欠いてしまったのです。

燃えた高温の炎が直にバッフル板に当たり消耗を早めたようです(6千円をケチって2ン千円損をしました)


普通に使っても 我が家の焚き方だと大体3年サイクルってとこです。二台なので毎年コイツに悩まされています。

デ今年開発したのが"ダクタイル鋳物"のコンバスターです。

まだ試用期間ですが今のところ順調です。物理的に温度を調べたりはしてませんが日常の使い勝手でセラミックと何等変化がありません。

ッテ言う事は材料費ン千円で末代までOKならこんな嬉しい事はありません。

薪ストーブ屋のイイナリにならず何とか工夫するのが楽しみの一つです。

皆さんも今度コンバスターが壊れたら一考されては如何ですか? (06.02.22)

 

 

以下は2014年に再度FA285導入に際して作ったコンバスターです。

穴のピッチを7ミリにして穴径を5.5ミリにしました。

2014.12

 


  ←の写真は2014です


煙突の長さ


煙突の長さは許せる範囲で長い程結構なことです。燃焼しすぎとか言う方も居ますがこれは入気口とかダンパーで幾らでも調整が出来ます。

其の点我が家の電信柱は12mもあるので一度も困った事がありません。

何よりも近隣に対してのストレスから開放されます。 

ところが今回の倒壊騒ぎでは必ずしも高ければイイとも思えなくなりました。

屋根の一番高い部分より3尺がやはりベターのようです。(06.01)

平成18年秋に断熱二重煙突(屋根より1Mで電信柱より3M低い)に建て替えて気が付いたのですが

煙突の高さは高い方が近所回りに煙の匂いの影響が無い事が解りました。

煙突は高ければ高いほど良い事が解りました(06.10)

    ←の写真は2014です


煙突掃除

薪ストーブは石炭ストーブと違い殆ど煙突の詰まりが生じま目立てせん。

かと言って全く無い訳ではなく常に点検の必要があります。

特に横引きはカサブタ状のススが付き易いので定期的に掃除をする必要があります。

毎日炎を見ていると何となく解るものです。煙突掃除用の道具を作ると簡単に出来ます。

写真は必ず年に一度秋口に煙突に登り点検をする様子です。

清田の高台ですので石狩平野が全貌出来ます。

 

←こんなスタイルも去年で最後です。(06.01)

今年は雪融けを待ってレッカー車を呼んで短く切る予定です(06.02)

 

  ←の写真は2014です


床暖について


私のホームページを見られた方からの御相談が非常に多い件です。

私の場合は新築時に前もって床暖パネルを施工してあったので、熱源をボイラーから薪ストーブに変えるだけで済みました。

既設の床の上に置く床暖マット(ホームページ薪ストーブ生活を参照)を利用すれば既設の家でも簡単に床暖が楽しめます。

薪ストーブって燃える為に結構空気を吸うのです、吸うと言う事は空気を引くのです、

引くために床面を空気が走るので足元が結構スウスウするものです。これを解決するには床暖がもって来いなのです。

左の写真の右上に見えるのが廃品のポンプです

各バルブは居間と食堂・台所と2系統に分ける為・点検の為のです      2007.10.10


  ←の写真は2014です


チエンソー選び


薪ストーブと薪作りは切っても切れません。そこで必要になるのがチエンソーです。

皆さん最初はオッカナビックリで電気式のチエンソーをお買いになるようですが能力の点で結局エンジンチエンソーに買い換えます。

エンジンチエンソーは一見危険なように見えますが実は電機式よりも安全性には優れているのです。

普通(20?30cm径)の原木を切るのであれば30ccでも充分ですがいずれもっと馬力のあるのが欲しくな るので40cc位が最初からお薦めです。

国産・輸入品とメーカーは多種多彩ですがメンテナンスを第一に優先すべきでしょう。

私は国産のリョービとキョーリツを使っていますがどちらも自宅から10分以内に支店が有り非常に重宝しています。

土日とかに限って故障ってするものですがこれがホームセンター経由で修理となると10日ないし2週間は掛かってしまいます。

結局二台目を買う嵌めになるので、余りブランドにとらわれずその辺の事まで考えに入れておくべきでしょう。

薪焚き人にキャブレターの原理を覚えろと言っても無理な話です。


  ←の写真は2014です


バー


 実はチェンソーのメーカーの方が我が家に来る度にバーを運んでくるので何時の間にか沢山集まりました。


チエンソー目立

幾らブランドのイイ銘柄のチエンソーを手に入れても刃の目立てが出来ないと何にもなりません。

これは刃の構造を理解する必要が有ります。


チエンの 何処の部分で木を切るのかが理解できると何処を研げばイイのか解る筈です。

出る鋸くずを見れば切れているかどうか解るようになります。

燃料を補給する都度刃の状態を確認する事も大切です。私は二回に一度は軽くヤスリを当てる習慣がついています。

チエンソーの刃とヤスリはブランド品をお使い下さい。ちなみに私はオレゴン一辺倒です。

2004.12.12

 

←の写真は2012です


手入れ


チエンソーの手入れも大切です。北海道の場合冬場は殆ど使いませんので春先にイザ使う時に動かないものです。

これは燃料が気化して掛からないケースが多いようです。

通常でも一日の作業が終わったら刃と燃料とオイルの点検は必要です。

それから大切な道具を軽い気持で他人にお貸しするのも如何かと思います。

2004.12.12

 

   ←の写真は2012です



火事の危険

薪ストーブ生活で過去に三度火事の危険を味わいました。

今思えば全て薪ストーブを甘く見た初歩的なミスですが皆さんのお役に立てばと思い此処に詳細を書きます。

その1
ゴミ置き場に置いてあった鉄板製の薪ストーブを拾って来たのが最初の挑戦でした。

煙突はホームセンターで売っているステンレスの薄い奴を継ぎ足して使いました。室外の添え木は北海道の場合木材の垂木です・

この時近所の長老曰く

「外はマイナスだから垂木が燃える筈ねぇべやぁ!」

「確かに・ナットク!」

写真は映画"幸せの黄色いハンカチ"の夕張の炭鉱住宅の煙突の様子です。

↑と同じように支えました。

ところがある日窓ガラスに赤い火が反射して映るので窓を開けて見たら支えの垂木が燃えていました。

原因は薪の代わりに" 燃えるものなら何でもとカタログとか石油製品を大量"に燃やした為に煙突が真っ赤に成り添え木の垂木が・・・・テナ訳です。

その2
その後ホームセンターで台湾製の薪ストーブを求め居間に据え付けて一年程ルンルン気分で薪ストーブ生活を堪能しました。

それ以後石油製品はなるべく燃やさない事にしましたが厚い頑丈な鋳物製の薪ストーブなので紙だろうが化学製品だろうが燃える物なら何でも安心と思い込み薪の代わりにストーブで処理してました。

ある日上質紙のカタログを大量に入れたら室内の煙突が真っ赤になり所謂"煙道火災"を起し暴走し始め止められない状態が続き他の物に燃え移る寸前で怖い思いをしました。

その3
そんな怖い経験をしたので薪だけを焚いていたある日二階の息子が

「何か変な臭いがする!」

と降りてきました。言われて共に二階に上がってみると確かに何か焦げクサイ臭いがします。しかし見た目には思い当たる節が有りません・でも確かにクサイのです。

デ取り敢えず薪ストーブの火を落とし、煙突の出口の壁(サイディングボードの二重張り)を剥ぐって見てビックリ!内部の木材が真っ黒焦げでした・コイツが燻って発火寸前だったのです。もしも夜中だったら・・・・・

実は台湾製をセットする時に煙突の室内出口を喚起口を利用して其処に耐火ボードを三枚重ねて張って凌ぎました(めがね石を手抜きしたのです)それが長い年月(と言っても一年だけど)に熱が耐火ボードから壁内を伝わり内部の木材が黒焦げ状態で所謂低温火災寸前だったのです。

三度の怖さを経験した後、1995年に家を建て直す時に外国製の薪ストーブ(ダッチウエストFA285)を導入して以来薪ストーブは薪以外焚いた事がありません。

良い子の皆さん!

・薪ストーブは薪を焚く為の道具ですヨ

・薪ストーブを愛する方は煙道火災と低温火災について真剣に勉強して下さいネ           2004.12.12

  ←の写真は2012です


拝啓 小樽薪病院・西先生

 こんにちは! 頑固親父@札幌です

薪ストーブのMLで、毎度皆さんの素朴(時にはクダラナイ)な疑問に対して的確・親切・丁寧なレスに感服しています。

薪ストーブ歴は西先生より有る筈ですが何も考えないでタダ焚いている自分が恥かしい思いです。

10年以上嵌ったものとして思うのは

「薪ストーブ何てアバウトなものヨ!」の一語です。

其の日其の日の、風の向き・風力・気温・室温・湿度・薪の種類・乾燥具合・薪の大小・投入方法・・・・・だから面白いのです。

薪ストーブからケムリ・スス・タール・ホコリ・ゴミ・薪に付く虫等は避けて通れません。

これが気になる方は薪ストーブ生活に向いていません。

毎日焚いていると炎を見るだけでススの具合も解ります、其の時は煙突掃除です。

煙突掃除が億劫ならガンガン焚く事も一案です。

その代わり夏の薪作りが増えます。いずれこれも楽しみに変わります。

ガンガン焚いても鋳物って結構頑丈なものです。10年焚いてもビクともしません。

塗装が少しくらい剥げたからってそれが何なのだ!夏に塗りなおせばイイではないですか?

それも楽しみのウチです。

鋳物が参った!と言うほど焚いて見たら如何ですか?

自動車・バイク・パソコン等と比べたらこの価格でこれだけ実用を兼ねて楽しませて呉れる物は他に無いと思います。

パソコンなんて2年で買い替えさせられました。

皆さん小さな事に拘りすぎていませんか?(05.02.10)

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暖房代

 
実は先日内地の方から今年は灯油の値段が高騰し暖房費節約の為に薪ストーブを設置したいけど・・・・とDMで相談を受けました。

デ考えたのですが果たして"暖房費節約"になるかどうかです。

今赤々と燃えている炎は去年一年だけで一体幾ら掛かっているのだろうかザ?ァッと頭の中で計算してみると

ワゴン車の車検費用          120.000

ワゴンの税金                55.000

ガソリンその他               30.000

チエンソー 修理維持            10.000

消耗品その他                 30.000

薪ストーブの消耗品            20.000

薪割り機 動力電気代           50.000

トラックリース代金               30.000

薪作りのアルバイトさん費用       200.000 此処まで合計54万円です

そのほかに去年は鉄管の煙突二本の製作取り付け費用が20万円と簡単煙突掃除装置が5万と床暖湯槽を二台で5万円の他に断熱二重煙突二台分とエンライトの購入代金に凡そ100万円です・合計は計算するの止めます。

この他に厳密には薪作りの私の人件費・一日3時間として60日は掛かっています

北海道では普通の家庭一冬に掛かる暖房費(灯油代金)はおよそ12?3万円ですが今年はおそらくその倍は掛かる筈です。

ウチの場合夕日ヶ丘山荘の分も含めて二台で薪ストーブの為に年間およそ60万円は最低掛かっている事になります。

余計な事(床暖とか)と私の人件費と原木代金をを計算しなければ薪ストーブもそんなにバカ高いものではありません。

何より薪ストーブの暖かさは何物にも代えがたいものです。

第一原料(原木)がタダなので幾ら焚いても惜しくないのです。

ガンガン焚いて暑けりゃぁ窓を空ければイイ!これが頑固親父の焚き方なのだ。

暖房費節約だなんてケチな発想では無く赤々と燃える炎に惹かれて欲しいものです。(07.02.05)

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三河黒七輪協会会長 薪バスターズ 阿知波先生 薪ストーブ理論 その2

皆さん、あけましておめでとうございます!

頑固親父さんや西先生をさておいて書いちゃいますネ。

頑固ダッチウエストは創意工夫の塊みたいな薪ストーブですからここは飛ばします。(笑)

ダンパー操作の件ですが・・・

薪バスター小屋ではバーモントキャスティングス「イントレピッドⅡ」コンバスター付を焚いています。

ご存知のように小型の薪ストーブですので連続燃焼時間も短く就寝前の燃焼状態如何によって朝まで持たせるか毎晩が真剣勝負です。

ダンパーを閉じることにより煙突への直接排煙をコンバスター二次燃焼へ持ち込みより熱効率を上げているのです。

ぜひダンパーを閉じて燃焼させてください。

しかし、炉内温度が低いときにダンパーを閉じてしまうと二次燃焼に至らない場合があります。

おやすみになられる前に充分炉内温度を上げてからダンパーを閉じて空気を絞っておいてくださいネ。

また、薪の乾燥状態に注意してできるだけ乾燥させてから焚くことも大切だと思います。

西薪燃焼理論もスッゴク参考になりますからここでリクエストしちゃいます。(笑々)  06.01.06

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小樽薪病院・西先生  薪ストーブ理論 その1

ダッチウエスト良いですね。私は同じコンバスター搭載機であるものの、阿知波さんと同じバーモ  ントキャスティング社で、機種はアンコールです。

昨日は18センチくらいの太いミズナラの枝一本で夜10時から朝7時までオキ火が残り、朝のストーブの温度は100度、室内はポカポカで大満足でした。

今日はもう20センチくらいの節のあるニセアカシアを入れてしまいました。これを朝までもたせるつもりです。

この太枝は軽く割れ目を入れて1年乾し、2日間ストーブ脇で仕上げ乾燥させたもの、つまりできるだけ乾燥させたもの、しかも節があって重いものを使います。

長さは長い方が良く、アンコールは59センチまで真横に入るので、それくらいのものを使います。

アンコールの調節レバーはバイパスダンパーとエアコントロールの2つで、前者はオンにすると煙突と炉の間にコンバスターが入り二次燃焼が始まりますし、後者は1次燃焼空気を絞るものです。

アンコールの場合はエアコントロールを最小にしても多少は空気が入り、高温になるとバイメタルで、より多くの(たぶん)空気が入るようになっています。

二次燃焼空気は完全自動で、これも必要に応じてバイメタルが空気量を調節するようになっています。私のはこういう仕組みのストーブです。

 さて、大先輩の頑固親父さんと阿知波さんに遠慮しながらですが、この場をお借りして長時間燃焼の理屈を書きたいと思います。

 まず、薪の特性ですが、薪はオキになるまではバンバン燃焼ガスを放出しますが、オキが燃えるときにはあまり外に出しません。

前者は焚き火のように炎が上がるような燃え方、後者は七輪(三河黒七輪^o^)で、炭の表面が赤くなるような燃え方です。

ですから、温度が上がる前にダンパーを閉めていると燃焼ガスが炉内に溜まって火が消えたりしますが、オキになってからならダンパーを閉めて徐々に温度が下がっても不完全燃焼にならず、ガラスもコンバスターも汚れません。

ということで、夜間はダンパーを閉めるのが正解です。

この表面燃焼が長時間燃焼のポイントです。焚き火も上手い人は炎を上げずにじっくり焚くそうです。

 難しい問題は詰め込む薪の量と、流す空気の量です。

薪ストーブの本やサイトにはよく薪をストーブ一杯に詰め込み、火が回ったらエアを最小限に絞って、、と書かれていますが、これはバーモントキャスティングの水平燃焼の機種に限った事だと思います。

水平燃焼というのは、ストーブの手前から奥に向かって空気が流れる方式で、これだと薪を積み上げても下の薪が燃え終わる頃に上の薪に火が移り、一気には燃えないこと(謳い文句)になっています。

エアコントロールがゼロに絞りきれないので、最小限にしてもエアは供給され、不完全燃焼することがまずありません。

ですから、「薪は一杯に詰め込み、空気は最小限に絞る」は忘れてください。空気を絞りすぎたり薪を入れすぎないことが大切です。これを守らないと、一気に燃焼が進んで暴走しストーブが壊れるか、不完全燃焼でガラスが真っ黒になります。

  薪の量については一般に誤解があります。

薪を多く詰めると、燃焼ガスが多くなりすぎて酸素が相対的に不足し、火が消えます。バックパフという小爆発もこの時に起きます。

そこで、酸素を多く送ろうと、ストーブのドアや灰受け皿を開けていると、一見ゴーゴーと燃えているものの、多くの燃焼ガスが気流に乗ってどんどん煙突から送り出され、周辺に匂いの被害を及ぼし、ストーブはちっとも暖まらない事になります。

逆に温度が高いときに薪を多く詰めてしまうと、一気に燃え上がってストーブが熱暴走を起こします。

1次燃焼室が摂氏500度、600度と上がってストーブ内部を溶かします。

ダッチウエストは二次燃焼室のコンバスターの温度を測定するので、摂氏700度でも異常ではありませんが、800度ではコンバスターも壊れると思います。

薪が針葉樹か広葉樹かは実は重要ではなく、最初から燃焼ガスが大量に出て、すぐに切れてしまうのが針葉樹、ゆっくり出てなかなか無くならないのが広葉樹と考えると良いです。

 空気の量についても誤解があります。空気は絞った方がコンバスターの表面での燃焼が進みます。

コンバスターは250度程度の燃焼ガスをコンバスター表面の触媒で600度の高温環境を作って燃やすものです。

酸素は必要ですが、それと同時に燃焼反応の基質たる燃焼ガス濃度が濃いことと、空気の取り込みすぎでコンバスターの温度を下げない事が大切です。

つまり、空気をかなり絞った方がコンバスターは赤々と燃えるのです。

ところが絞ることによって、ストーブの一次燃焼が妨げられ、燃焼ガスが出て来なくなります。この空気量のバランスをとるところが長時間燃焼の勘所と言えましょう。

最後に、具体的な長時間燃焼の方法ですが、まずコンバスターの働く250度以上にストーブを暖めます。

ダンパーを閉めた巡航運転で、できれば1時間はおいてストーブの全体を暖めます。

次に、ダンパーを開けて、上記の太枝一本を入れ、火に包まれるまでエアを全開にします。

(下半分が燃えたら火ばさみに力を込めてひっくり返し、そうして表面全体が焦げると、よりゆっくり燃えます。)ここでダンパーを閉めますと、燃焼がゆっくりになり、さらにエアコントロールを「少しずつ」絞って、二次燃焼室への入り口近くに「断続的に炎があがる程度に」絞ります。

今私のストーブがそういう状態で、ちょっと地味な燃え方です。

乾燥した広葉樹の薪ならこれでゆっくり燃えるでしょう。このまま温度が下がってしまうときは、細めの薪をいくらか足して、温度を上げます。

そうして少し待っても炎が消えなければ寝ます。こうすると、就寝中に消えることも、燃えさかって暴走することもなく、最小限の薪の量で朝までオキ火が残ります。

あとは、朝の室温を見て2本入れるべきか3本入れるべきかを考えるとよろしいです。

1本が2本になると途端に加減が難しくなります。 

試行錯誤してください。
2006.01.07

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★ 薪ストーブのデメリット           2007.10.10

実は此処までは多少悪い点も含めて正直に薪ストーブについて書いてきました。ところが最近良い点より悪い点を知りたいと言う賢い方からのメールを結構頂きます。

テナ訳で薪ストーブのデメリットを以下に総括してみました。

その1:設置費用


外国製(国産品は皆無・台湾製のコーピーはあるが)の薪ストーブを設置すると本体、煙突、設置費用で最低でも7桁です。

それに設置台、内壁などの費用が掛かります・現存の家に取り付けようと思えば造改工事費が結構掛かります。

スイッチポンの灯油ストーブなら5桁で充分冬も越せるのに最低7桁です。

 


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その2:ランニングコスト


ランニングコストとは薪に掛かる費用です 北海道の場合一冬分の薪を販売店から買うと20~30万円掛かります・灯油のセントラル暖房だったら半分以下で収まります。

と成れば”原木”を調達して玉切り薪割りを自分でやったとしても費用としては50歩100歩です。

今年の夏場は原油高騰でニヤニヤしてましたが此処に来て灯油も例年並みの価格に下がり私もヤレヤレです。

薪ストーブ生活と言えども原油がないと薪を作れません・昔は斧一本で薪を割りましたが切るのはチエンソーです。

歳と共に斧が薪割り機に変化してゆくのです。


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その3;薪の為の土地が必要


薪ストーブ生活を安定的に暮らそうと思うと2~3年分の薪の保管場所と薪作りの為の土地が必要です。

どの程度必要かと言えば最低100坪です。

都心で薪ストーブの為に100坪を用意出来ますか?

北海道札幌市で一冬薪ストーブで過そうとすると大体普通自動車の車庫と同じ容積の薪を焚きます。

乾燥させる分と在庫の分を合わせると最低車庫3台分は必要です・それに加工する場所と原木を置く場所を考慮すると最低100坪になります。

翌年焚く分だけ業者から買えばそれはそれで済みますが薪ストーブ生活の一番楽しい部分が・・・・

 

←の写真は2014です


その4:毎日部屋に運ぶ手間

我が家の場合薪ストーブだけで厳冬期を生きる為には毎日30~40キロの薪が必要です(灯油のセントラルでも一日20リットル前後は必要なので薪の熱効率から40キロは当然です)

問題は毎日外の薪置き場から運ぶには門と玄関と居間の扉を通過しなければならないのです。

その度に降ろして持ち上げてが大変なので考案したのが駅弁方式です

(以前はショイッコを作り二宮尊徳方式で背中に担いでやってみたが近所回りの目が気に成り止めました)

オマケに我が家の場合門から玄関まで14段の階段を登るのがコレマタ大変なのだ!

我が家だけならまだしも夕日ヶ丘山荘も同じだけ焚くので毎日の薪運びが冬場は雪掻きと併せて大仕事です。

でもこれが足腰の為に大いに役立っている利点でもあります。

 

←の写真は2014です


その5:火付け


薪ストーブはスイッチポンの灯油ストーブや灯油ボイラーのような簡単には暖まりません。

シンジラレナイでしょうが北海道の厳冬期は煙突がシバレテ居ると中々最初の一歩が吸い込まず火が簡単に付かない場合があります。

煙は室内に逆流するしトンデモンェ事が度々起こります

まずまず焚付けに火が付いても300キロの鋳物のストーブが暖まるのに最低30分は掛かります。

部屋全体が暖まるにはそれから又30分です。

こんなメンドクサイ薪ストーブですが一度暖まればそれはそれは・・・・


←の写真は2014です


その6:薪を入れ続ける事


当たり前の事だが薪ストーブは薪を入れ続けないと消えてしまいます。

実はこれが薪ストーブ生活で一番面倒な事なのです。

厳冬期は夜中に起きて薪を投入した事もしばしばです。

スイッチポンの灯油なら・・・・と思う事もシバシバでした。

と言うのは一種のオドシでストーブが消え掛かり部屋の温度が下がると肌が敏感に感じ取るので私か家内が当然ストーブに薪を投入します。

煙突ダンパーを取り付ける事で朝までオキが残るようになって薪ストーブ生活が楽になりました。

ナ訳で実際はそれ程重荷にはなりませんよ!


←の写真は2014です


その7:温度調節

薪ストーブの欠点は温度調節がアバウトな点です。

灯油ストーブやボイラーのようにダイヤルメモリで調節出来ません。

ワタシテキの調節方法はガンガン焚いて暑ければ窓を開ける・・・薪ストーブはこれに限ります。

ガンガン焚く為には夏場皆さんが遊んでいる最中にヒタスラ薪作りに励まなくてはなりません。

薪ストーブ生活を続けるにはその覚悟が必要です。

 


その8:灰の始末


薪を燃やせばその1%が灰になりストーブの中に残ります・我が家の場合一週間から十日に一度は灰をストーブから出して投げます。

この時に又部屋中にホコリが舞うのです。

時として熱い灰を絨毯に落として焼け焦げを作ったりソレハソレハ・・・・

薪ストーブ生活を続けるにはゴミとかホコリとか気にしていたら出来ません・靴を履いたまま生活するアメリカ人が羨ましいです。

←の写真は2014です


その9:火事の心配

薪ストーブの最大のデメリットは火災の心配です。

これだけは気を抜けません

大きな声では言えませんが(と言うものの薪ストーブ雑学には正直に書きました)頑固親父今まで三度程火事を出すところでした。

運よく三度とも未然に防ぐ事が出来ました。

外出して我が家に近くに来ると時々火事で丸焼けを想像する事があります・明日は我が身と思い気を抜く事だけは出来ませんネ


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その10:部屋のゴミ


薪ストーブ生活を続けるには薪を毎日家に運ぶので当然ゴミが付いて来ます。

ストーブに薪を入れる都度ホコリも舞います。

テナ訳で薪ストーブの回りは常にゴミとホコリだらけです。

このホコリが家内の喘息の一因では?とわざわざ言いに来る人もいました。

デ家内に確かめたら今更薪ストーブは・・・・・だそうです。

薪ストーブに興味の無い来客は「何て汚い部屋だ!」と思う方が多い筈です。

ケド最近は客がどう思うと「暖かいが一番」と確信してます。

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その11:近隣に対する迷惑・1


住宅地域で薪ストーブ生活をすると近隣に対しての配慮が必要です。

先ずチエンソーの騒音です

私の住んでいる地域も最近は殆ど空地が無い程密集して来たのでチエンソーは土日は避けて平日の日中1時間程度やっては1時間程度休んで音に対して配慮してます。

以前は原木から出るザッパはドラム缶で焚いてましたが最近は焚き火も規制されてるのでウッカリ燃やせません(今年は山の畑に運んで燃やしました・これも厳密には違法らしい)




←の写真は2014です


その12:近隣に対する迷惑・2


以前の電信柱の煙突の時は高さが12メートルもあったので煙の影響を殆ど感じませんでしたが断熱煙突に替えてから屋根上1メートル程度なので煙の臭いが結構感じます。

木を燃やす臭いは日本古来から有る臭いですが最近の大人はこの臭いを知らずに育ったので近所で薪ストーブの煙が臭ったので火事と思い119番して消防自動車が来ました(我が家の近所の出来事でツイ1月程前のウソのようなホントの話しです)

内地では隣の煙突の排煙で裁判沙汰になった話も聞きました。

薪ストーブ生活を続けるには近隣と仲良くする事が大切です。

 

←の写真は2014です


その13:ゴミ投げ場?


春とか秋になると近隣の方が庭の植木の選定をしたゴミを置きに来ます。

札幌市のゴミ収集車に出すには90センチ以下に切って持てる程度に縄で束ねなくてはなりません。
その点我が家の場合は・・・・・テナ訳です。

普通常識の有る方は一応了解を得に来ますが中には夜中にごっそり枝葉まで置いてゆきます。

我が家はゴミ投げ場ではありません!

その反対もあります。

キャンプシーズンになると薪が盗まれます。大方は夜中にごっそり無くなります。

中には昼日中ワゴン車に堂々と積み込んでる奴もいます・現場を押さえると

「どうせ燃やすんでしょ!だったら少し位イイじゃんか?」ダト

「ホームセンターで買ったら?」

「アソコは高いじゃん!」ダト

キャンプの薪くらいは正々堂々とお願いされればタダで分けてやるって

←の写真は2014です


その14:故障の心配


滅多な事では故障は無いが例えば正面のガラスが割れる事は有り得る事で万一そうなると札幌市に在庫が有るかどうか?

其の時の為に常に予備を用意?ンな馬鹿な人は居ない筈です。

薪ストーブ生活20年弱ですがストーブ無しで夜を越した事は今だ一度も有りませんが気は抜けませんネ!

以前電信柱の煙突の頃夕日ヶ丘山荘で夜中に火災報知器が鳴りすっ飛んで行ったら煙突から煙が逆流してどうにも止められなかった事が有りました。

煙の逆流は常に有る事です。

←の写真は2014です

その15:メンテナンス


以前の機種はセラミックコンバスターが定期的に崩れてその度にン万の出費でしたが現在のエンライトはその点は安心です。

春と秋に煙突掃除を自分で摺る程度です。

薪ストーブにとって何よりも煙突の管理が第一なのでこの点検だけはお粗末に出来ませんネ

以前は何でも自分の力で・・・と思ってやってましたが最近は専門の業者とも連絡を密に取り小さな事でもお世話になるようにしてます。
万が一の時を思うと・・・・・

 

←の写真は2014です


その16 :部屋の乾燥

薪ストーブを続けると部屋の乾燥が半端じゃぁありません。下手な大工が建てた家だと2~3年でガタガタになってしまいます。

素人が作ったログも同じです(2~3年で隙間風ピープーです)

新築で薪ストーブ生活を考えてる方は工務店選びを慎重にしないと取り返しが付きませんよ!

我が家の場合も↑です・幸い私が建築関係の仕事で生きて来たので多少は救われてますが・・・

ナ訳で家中”植木鉢”だらけです・夏場は週に一回の“水やり”が冬場は月木の週2でこれが結構気を使います。

一回でも忘れると植木達が死んだ振りをします。

沢山の植木鉢のお陰で電気式加湿器は置いてませんがナンセ植木と言えどもイキモノなので夕日ヶ丘山荘と同じ位気を抜けません。

←の写真は2014です



実は薪ストーブ生活で一番大変なのは「薪作り」です・本来ならデメリットのイの一番に書くべきだが敢えて書きませんでした・それは薪ストーブ生活で一番楽しい部分でも有るからです。

(大きな声では言えませんがカッコとかインテリアで薪ストーブを取り付けてる小金持ちの町医者とか弁護士の住宅を見ると少なくとも私の仲間とは思いたくありませんネ)

薪ストーブの原点は「薪作り」です。

”ナンダマキコンナマキ”と言いながら斧を振り続けれたのも厳冬期の薪ストーブの暖かさと火の優しさを思うから出来たのです。

デメリットを此処まで読んでそれでも薪ストーブ生活をしようと思うなら貴方は私以上の頑固親父に為れます!

ホント薪ストーブのある生活ってイイものですよ!
                    2007.10.10

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